川崎(じもと)の弁護士 伊藤諭 です。

2年前にMacBookProを購入,その半年後にMacBook Airを購入してから,ずっとWindowsマシンとの併用を続けています。
どうして完全に乗り換えられないかというと,仕事上これまで使用してきたワープロソフトが一太郎だからです。

ワープロソフトには天下のMS製Wordというものがありますが,元々日本語に最適化されたソフトではありません。一度一太郎を使い始めてしまうと,どうしてもWordの仕様が物足りなくなってしまいます。かゆいところに手が届かないというか。

私が考える一太郎が優れている点を挙げてみます。なお,JustSystemsはじめ,どこからも何ももらってません(^^;)

1 段落設定が秀逸

法律家として文書を作成するとき,見出しと段落設定が文書のわかりやすさのキモになります。

「アウトライン」機能により,日本語文書として自然な段落設定ができます。Wordでも同様の機能はあるのですが,どうもできあがりが美しくない。

一太郎レベル

段落の段下げなども日本語文書として美しい体裁を自然に作ってくれるような気がします。

何が違うのか文字にするのは大変難しいのですが,使い比べればすぐに分かるはずです。

2 シートが手放せない

Excelをお使いの方であれば分かると思うのですが,1つのファイルにいくつもシートを作って分類できると大変便利です。Wordではこれができないので,同じ案件で何個もワードファイルを作成しなければなりません。

でも一太郎ではこれができるんです。

一太郎シート

実は既存のワードファイルも一太郎のシートに収めることができます。
これでアナタのフォルダも相当すっきりするはず。

実は一太郎で一番便利だと思っている機能です。

3 カーソルが自由に動かせて直感的

一太郎はフリーカーソルですので,任意の場所から書き始めることができます。
これにより見た目に沿った編集が最初から可能になります。

もちろんWordでも似たようなことはできますが,本当のフリーカーソルではありません。

その他にも,縦書きが自然だとか,罫線が使いやすい(これは賛否あるかも)とか,いろいろありますが,とにかくWordは日本語ワープロとして十分とは言えません。

なお,一太郎で編集してもWord形式で保存したり,ワードファイルを一太郎で開いたりすることは簡単にできますので,乗り換えは容易です。

Windows95のころはWord−Excelモデルか,一太郎−Lotus1.2.3モデルか選べたくらいだったんだけどなあ。

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