川崎(じもと)の弁護士 伊藤諭 です。
iPhone5狂想曲
9月14日午後4時,iPhone5の予約がソフトバンクとauで開始されました。
iPhone5の発表が12日(13日未明)。驚くような昨日の発表はなかったものの,契約から2年3か月に及ぶiPhone4がそろそろ限界になっていたので,iPhone5の購入は最初から決めてました(キリッ)。
ただ,この段階では何の迷いもなくソフトバンクでの購入しか考えていませんでした。
潮目が変わったのが13日午前,どうやらau版のみテザリングに対応していそうだと情報に接したときです。これがもし本当であれば,もろもろのコストを考えても乗り換えを検討するべきと,私のセンサーがピピピと強烈に反応しました。
しかし,これまで国内用iPhoneにテザリング機能が外されていたのは通信容量が肥大化する(一部のコアユーザーが有限の容量の大半を専有してしまう)からだったはず。
iPhone5になってauがテザリングを実装したということに何かトラップがあるのではないか。
そう思って待っていたところ,同日午後,auから正式にテザリングが使えること,ただし,1か月あたり7GBを超える通信をするとそれ以降は128kbpsに制限される(むかしのPHS通信ですな)との発表がありました(なお,追加2GBにつき月額2625円で通信制限が解除されるとのこと)。
ほかに4Sのとき同様,電話と通信が同時にできない(CDMAの仕様?)とのことですが,iPhoneをほとんど電話として使わない私としてはあまり関係ありません。
これで,検証すべき課題がはっきりしました。
7GBの帯域制限は十分か
私はこれまで,出先でのデータ通信はイーモバイルのモバイルルーター PocketWifi(GP02)に一元化し,iPhone,iPad,Macを使っていました。
ということは,イーモバイルの過去のパケット通信量をみれば,今後iPhone5でテザリング使用したときの1か月の通信量がおよそわかるはず。
そう思って調べてみました。
過去4か月分の平均パケット通信量はだいたい4500万パケットくらい
Packet Conversion/パケコン 手軽にパケット・バイト換算
換算するとおよそ5.6GB程度です。
意外と使ってませんね。
私は,自宅と事務所では無線LANを使っていますので,この場合,モバイルルーターは使ってません。さらに,出先での大容量通信に気をつければ7GBの制限にはほとんど引っかからないかもしれませんね。
その他の乗り換え障壁について
わたしは,キャリアのケータイメールは使っていません。Gメールや,Facebookメール,LINEなどキャリアに縛られない通信手段を普段から使っていれば,電話番号を承継できれば費用面を除いてほどんど乗り換えの障壁がありません。
乗り換え決定
このような検討を14日16時まで続けた結果,ソフトバンクからauにMNPで乗り換えることに決定し,17時30分頃からauショップに並びました。
その後は,大きな混乱もなく,長蛇の列もなく,無事予約を完了しました。
これから,ソフトバンクでMNPの手続きを取らなきゃいけないんですが,ネットでは受付してないんですよね。一部報道では電話はつながりにくいみたいですし。
いずれにしても21日が楽しみです。