川崎の弁護士伊藤諭です。
先日、関西に出張し、某家庭裁判所に調停のため出頭してきました。
こちらは申立人の側だったのですが、相手方(ご本人です。)が、なにやら(たしか)緑色の診察券のようなものをお持ちでした。
調停の終盤になり、次回期日の調整が終わった後、調停委員が相手方ご本人に対して「次回期日は●月●日です。では、カード貸してください。」と先ほどの診察券みたいなカードを出すよう促しました。
相手方からカードを受け取った調停委員は、その裏に次回期日を記入して、「次は呼出しが行きませんからね。来てくださいね。」と言って返したのです。
ええええ???なにーーー???あれ。
チラチラのぞいてみたら、表面には、事件番号と担当係の記載や、裁判所の電話番号などがあり、裏面には期日予定日がいくつか書き込めるようになってました。その調停が係属中、期日をずっと一枚に書き込める仕様になってます。
まんま、病院の診察券です。
私が普段行く裁判所(川崎、横浜、東京など)は、A6くらいの使い捨ての紙に次回期日を書いて渡すだけですから、ああいうものは見たことありませんでした。
ひょっとして関西は全部あれがスタンダードなのかな。
ところ変われば裁判所の手続もかわるというお話でした。
裁判所が変われば細かいことが結構違いますね。https://www.s-dori-law.com/sdoriblog/ito/880
Posted by 市役所通り法律事務所 on 2016年1月12日
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